テキサスホールデムの海外トーナメントで気を付けること

テキサスホールデムポーカーの戦略的思考法:2

の「決断時点での目的」は、とくにポーカートーナメントで大切になってくることです。

 

なぜかというと、トーナメントは段階的に何度か勝ち上がっていかなければならないシステムで、その都度勝つ目的が異なっているからです。

 

たとえば参加者の10人に1人が入賞するトーナメントだったら、1戦目はチップを5倍に増やすことを目標とすれば、最終的に10倍まで増やす確率が高くなって入賞ができると思うわけです。

 

そして中盤では慎重プレイに徹してチップ量と順位を確保し、終盤にはライバルが早くいなくなるようなゲームプレイを心がけて一気に順位を上げる・・・というような感じです。

 

ただし、どんな時でも気を付けなければならないのは、主観的な目標ではなく、客観的な目標が目的でなければならないことです。

 

つまり、ポーカーで勝つための目標となる「チップをより多く獲得する」ことや、トーナメントで「賞金を獲得する」という点からかけはなれた目的ではいけないということです。けっして長くプレイすること自体を目的にしてはいけないのです。

 

 

(参考文献:カジノブックシリーズ2・ポーカー教室/パンローリング)